昨年からの新型コロナウィルスの流行が、未だに治まらず、大阪では警戒信号が赤になり、医療事態宣言が出ました。

保育に関わり、小さな子どもたちの命をお預かりする保育園では、大切なお子さんを守り、また保護者の方の就労を支えるという、大きな二つの役割があります。

10日の大阪の感染者数は過去最多の918人でした。

令和3年度がスタートしたばかりですが、0~2歳児という小さな子どもたちなので、更に丁寧に、衛生面や子どもたちの健康面には緊張感をもって、保育しています。

また、ご協力頂けるご家庭には、保育時間の時短やお仕事がお休みの日は自宅での保育のご協力をお願いしています。このような状況を踏まえ、毎日のブログに関しましても改めて考えさせて頂き、家庭保育をされているご家庭でも、園に来られているご家庭にも役立つ情報の提供をしようということになり、しばらくの間、子育て、子どもについての情報をお届けしていきたいと思いますので、ご理解、ご了承のほど、お願い致します。

今日は、「春」の子どもたちについてです。

初めて保育園に通う子どもたちはもちろん、昨年からの在園児にとっても、新しい先生、新しい環境は、子どもたちにとってはどんなに楽しくても、遊んでいるだけに見えても、やはり、子どもたちも”お家と違う”ことは、いろんなところに神経を使い、いろんな音や声を聞き、いろんなものを見て、とっても疲れています。

泣いちゃうときも、いっぱいエネルギーを使っています。

食べるときも、お家では見たことないようなものがあるかもしれないし、味付けも違うかもしれません。

子どもたちは、いろんな初めてやお家との違いに、全力で対応しようと頑張っています。

おにいちゃん!おねえちゃん!になったよ!って張り切っている子どもたちも、実は、いっぱい頑張っています。

大人が仕事に行くのと同じように、子どもたちも、お家とは違う、新しい環境に、全身フル稼働で体も心も対応しようと頑張っているのです!ですので、お家でゆっくり過ごす時間もとっても大切。いつもより甘えたり、グズグズ言ったりするかもしれないけど、「頑張ったんだね~。」と、温かく受け入れてあげてくださいね。

たくさんのことを乗り越えるとき、私たちの体の中ではたくさんの栄養が消費されています。特にビタミンCは大切。果物や旬のお野菜にも必要な栄養が含まれています。意外にジャガイモのビタミンCは過熱しても壊れにくいので、子どもたちにもおススメです。

ジャガイモはすりおろして片栗粉と混ぜてお焼きのようにしても美味しいですし、丸ごとラップで巻いて、真ん中にお箸が通るくらい柔らかくなったら、お塩をすこし振って食べても美味しいですよ。おやつにもなります。今は新じゃがも美味しい季節ですね。

もちろん、普通にお味噌汁に入れたり、煮物にしても良いです!

子どもに必要な栄養を食事やおやつで、ちょこちょこ補うことも、感染症予防の一つです。感染してから治すより、予防の方がずっと簡単でいろいろなダメージがないですから、是非、チャレンジしてみてくださいね。