朝、保育園に子どもたちが来る前に、おもちゃを用意するときも、いろんな仕掛けをしておきます!
まず、子どもたちはお母さん、お父さんと離れる時が「まず、ひと頑張り!」なわけです。
だから、その時、見て「わあ〜〜〜!!!」となる!思わず遊びたくなる!そんな、”わくわくワールド”をいろんなおもちゃを組み合わせて作っておきます。
お母さん、お父さんと離れての寂しく感じる時間が、少しでも短くなるように、そして、自分から「遊びた〜い」という気持ちになるように。
そして、子どもたちの脳は生まれた時にあったたくさんの回路が、使わないと減っていきます。ですので、子どもたちには、見ること、聞くこと、嗅ぐこと、触れること、味わうこと、五感に様々な刺激を与える体験、経験をさせてあげたいと思います。それは早くから何か習い事をするとか、勉強させるということではなく、子どもの心が動く経験をさせてあげてほしいということです。
子どもたちは「おもしろそう!」「やってみたい!」と思った時、体が動きます。
ハイハイしたり、歩いたりするのも、その先に「つかみたいもの」「さわりたいもの」があるからです。
「やってみたい」と思った時、子どもは考え、工夫し、頑張ろうとします。その時こそ、どんどん脳を使っています。
自分がやりたいことを、やり遂げることは子どもが力をつけるのにとても大切。
私達は、その意欲の芽を摘まないように、子どもの心がどこに向いているのか見ながら、上手にサポートしていきたいと思っています。