子どもたちは、生活や遊びの中で色々な動きをしながら、すこしずつ自分で動かすことが出来る範囲を広げていきます。

始めは首も背骨もしっかりしていないので、ねころんだままですが、やがて首がすわり、背中もしっかりしてくると、

うつ伏せで遊べるようになり、腰がしっかりしてくるとお座りが出来るようになります。

仰向け、うつ伏せ、おすわり・・・とだんだん視界も広がり、自分の近いところから、遠くが見えるようになってきます。

それに伴って、いろいろなものへの興味は更に広がり、また動き・・・繰り返しながら様々な動きや姿勢が出来るようになります。

お砂場なんかでも、こんなふうにしゃがんでもコロンと転がらず、安定して遊べるようになり、

でんぐり返りしそうな、こんな面白いポーズや、いろんな動きが出来るようになります。

いろんな部位を動かすごとに脳は刺激され、活性します。

体と心と知恵は、どれも繋がっていて、体をいっぱい動かすことは、好奇心を土台に、挑戦したり、粘り強さを培ったり、工夫したり、頑張る心や、やり遂げるための知恵に繋がっていったりと、子どもの成長全部に繋がっていきます。

今回のゴールデンウィークは、いろいろ出かけることができませんが、お家の中でも、一緒に体を使って遊ぶこと、一緒に何かをつくること、一緒に何かを発見すること、してみてください。

きっと子どもたちの中の面白いもの、すごいことに気がつくと思います。楽しいですよ!